CYCLE MODE 2018とCF01

2018.11.14

CYCLE MODE 2018とCF01

先週11/9(金)〜11(日)の3日間に幕張メッセで開催されたサイクルモード2018にnarifuriとしては初めて単独での出展をしました。

期間中は想像以上に忙しく、あまり写真が撮れていないのですが掻い摘んでその様子をご紹介します。

ブースは9-27。

narifuriが展開する3つのカテゴリーに合わせ、それぞれのスタイルをイメージして組み立てたオリジナルフレームCF01(シーエフワン)を展示しました。
そう。今回の主役は自転車部門charifuriから来年春リリース予定のオリジナルアイテム第一弾、フレームセットのご紹介なのです。以後お見知り置きを。

このフレームのコンセプトは、好きなように自由に組み立てられるということ。

ぱっと見はクロモリのホリゾンタルフレームで普遍的な形ですが、自転車乗りは気づくでしょう。ドライブ側のチェーンステーが通常とは異なることに。
これはエレベーテッドチェーンステーと呼ばれる80年代後半〜90年代前半にかけてMTBで流行した形状。本来の目的はチェーン暴れによるチェーンステーへの接触やメカトラブルのリスクを軽減するために考えられたもの。これをドライブ側のみに配置しています。
もちろんCF01でもその恩恵を受けられますが、それだけではなく、リアエンド(ホイールを取り付ける箇所)を前後にスライドできる構造との組み合わせにより、コンポーネントの選択肢を大幅に広げることができました。

つまりはロードバイクのような多段ギアからピストバイクのようなシングルギア、はたまた内装変速ベルトドライブ仕様をも可能にしています。

目新しいアシンメトリーな形状ながら強度試験はISO規格をクリアしています。

自転車というものはあらゆるジャンル、あらゆる規格、サイズが存在しますがそれがひとつの壁となり一台ではどうしても賄えきれない場面が多々ありました。ですが、その壁はものによっては決して高いものとは思えませんでした。ちょっと工夫をすればひょいと越えられそうな。。

自転車の楽しさは自分で組み立てたり、カスタムに妄想を膨らますこともそのひとつです。
その発想を邪魔せずに、思いついたまま組み立てられるような自転車をひとつの理想と私たちは考えました。

もちろん、何でもできるなんてことはありえないですが、上記で述べたような身近にあるコンポは概ね選択はできるようになっていると思います。
加えて、ディスクブレーキ、リムブレーキの選択が可能であることやタイヤクリアランスを42C+フルフェンダーまで可能にしていることもその要素のひとつです。

今回の展示ではそれらの特徴を生かし、同じフレームでそれぞれ全く異なったスタイルの組み立て方を提案しています。

 

Business
narifuriの動きやすいスーツにも合いそうな、ベルトドライブ x 内装変速11段仕様のコミュータースタイル。

メンテナンスフリーなベルトドライブと、内装変速ハブの組み合わせにより日々の通勤を快適に、気兼ねなく乗っていただけるスタイルの提案。本来ベルトドライブを使用できるフレームには分割構造が必要で、選択できるものは限られてきましたがCF01ならそれが可能です。

フルフェンダーやフロントラック、センタースタンド等のコミューター三種の神器(と呼ぶかは知りませんが)の搭載も可能にしています。

 

Casual

洋服を選ぶように自転車も自由に楽しく。
固定ギアxディスクブレーキの組み合わせでFixedならではの見た目のシンプルさを大事に。

スライドエンドによりチェーンテンションの調整が可能なため、このようなシングルギアも選択できます。
取り付けられているフレームバッグも未発表のオリジナル。どうやら背負うこともできるらしい…これについてはまた今度。

 

Active

街乗りだけじゃなく週末はこんなスタイルで冒険してみたいのが今の気分。
よりアクティブに、より遠くへ。ギア比の選択肢は多めにしてタイヤは太く自分未踏の地を開拓してみるのはいかがでしょう。

コンポは2×11速。トップリードながら下引きのFDが使用可能。
タイヤは38CですがCF01はまだまだいけます。自転車はタイヤ次第で走れるフィールドが決まると言っても過言ではないくらい重要なパーツ。重要だからこそクリアランスを広く設け、選択肢を広げました。
この太さならちょっとした未舗装路でも怖くないですね。
ちなみにこちら、先日岩瀬がバイクパッキング仕様でレースに参加したバイクです。
これにしこたま荷物を積んで、悪路を長時間走っても人、バイク共に無事でした。

なお、参考までにこちらはVブレーキを使用しています。
後付けできる台座が付属しているのでリムブレーキ派な方でもVかカンチで組み立て可能です。

というように、一本のフレームでスタイルに合わせた様々な組み方ができます。
自分ならどのように組むか、妄想を膨らませていただければ幸いです。

幸い、来場された方がよく通るところにも位置し、多くの方に興味を持っていただき立ち寄っていただけました。
そして上記のような説明をお一人お一人にさせていただきました。(話が長くなってすみません)
すると多くの方に共感をいただくことができ、安心すると共にとても嬉しかったです。

ご期待に応えられるよう、これからさらにブラッシュアップし、来年の春発売に向けてさらに良いものにできるよう頑張ります。

当日は情報を持って帰っていただけるように、このようなフライヤーを1000部用意していましたが全て配り終えることができました(余ると思っていたので少し驚いています。)

改めましてご来場いただきました皆様ありがとうございました。続報はこちらかSNSでアップして参りますので今後の展開をどうぞお楽しみに、引き続きよろしくお願いします!

 

なお、12月1〜2日に開催される秋ヶ瀬の森バイクロア8にてまたこれらをお披露目する予定ですのでご興味ある方は是非お越しください。その時はフライヤーも増刷し、試乗車もご用意しておきますので。
narifuriチームはCF01でレースにも出る予定です。

それではまた会場でお会いしましょう。また芋を焼きながらお待ちしております。

 

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