Facebook X LINE

International shipping available. Click here for non-Japan deliveries.会員登録で500Pプレゼント

CORDURA シリーズ

INVISTA社「CORDURA fabric」を採用したシャツとボトムスが、この春に再び戻ってきました。

程よいハリ感を備えたノーカラーのシャツは、アウター感覚で袖を通すのが春シャツの流儀。ソフトな肌触りと耐久性を両立させたポンチパンツは、スウェット感覚でラフに穿くのがお勧めです。

 





<2017AW CORDURA コレクション>
 

摩擦・引き裂き・擦り切れに強い素材ながらとても軽量で、様々な素材と混紡できるCORDURA fabricを採用した製品は2017年にスタートしました。

当時、narifuri製品の中でも人気だったのが、ソフトな肌触りと速乾性が特徴の"ポンチ"という素材のボトムス。ポンチとはジャージーとスウェットの中間のような生地で、もともとはポリエステル100%で生まれた、いわゆるジャージー生地です。

それに様々な素材を混ぜることで今のような柔らかな肌触りの物が誕生し、一躍に人気の生地に。そこでnarifuriは中でも1番肉厚な"ハードポンチ生地"を使いサイクリングパンツを作りますが、耐久性が足らずに失敗。

穿き心地が良く快適なパンツに、どうやったら耐久性を加えられるか?その答えが、CORDURA fabricでした。

<2015AW:ハードポンチパンツ>

 

2015年から約2年、綿に摩擦強度の高いCORDURA ナイロンを混紡して糸の状態することで、オリジナル ポンチ生地を作り出すことに成功。ミックスする綿の種類や、生地厚によるパフォーマンスの変化、色落ちに対する品質性能など、テストを繰り返しながら時間をかけて作りあげた生地でした。

その後、2017年のコレクションをきっかけに、ポンチ以外にもデニムアイテムやT-SHなどにもCORDURA fabricを採用。トータルコーディネートできるよう、幅広く展開していたシーズンもあります。

ところでCORDURA fabricは濃色に染めるのがとても難しいというのはご存知でしょうか。綿には綿の、コーデュラにはコーデュラを染めるための専用染料が必要で、それぞれを上手く染色できる技術の高い工場と試行錯誤し、時間をかけて作り上げる必要があります。

さらには染色後の色落ち試験をクリアしなければならないという難易度から、特に色合いや風合いが重要視される洋服では生産が難しいというのが事実。そのため今では型数を絞り、必要とされるデザインと機能性、シーズンムードを加味してリリースしています。

時間がかかり、大量に作ることが難しい製品ですが、新しいノーカラーシャツや復刻のポンチパンツの背景にはそれらを経てなお、作りあげる生産者の情熱が宿っているのです。
 

CORDURA製品