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自転車洋品店ナリフリ(京都四条)

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自転車洋品店ナリフリ自転車洋品店ナリフリ

昨年8月に京都の地にオープンして早いもので半年が過ぎ、西日本や海外を中心に様々なお客様にご来店頂いている自転車洋品店ナリフリ。私たちとって初めての「京都」という土地での手探りな準備の日々と遂に迎えたオープン当日のことを懐かしく思い出します。

今回は、今年8月に1周年を迎える自転車洋品店ナリフリについて改めてご紹介を、という事で、お店の事、ご近所の事、スタッフの事などを施工当時と直近の写真、そして設計・施工に関わって頂いた方々とのトークを交え特集記事にしてみました。最後にゴールデンウィーク期間中イベントのお知らせもありますので、ぜひご一読下さい。

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今回は、今年8月に1周年を迎える自転車洋品店ナリフリについて改めてご紹介を、という事で、お店の事、ご近所の事、スタッフの事などを施工当時と直近の写真、そして設計・施工に関わって頂いた方々とのトークを交え特集記事にしてみました。最後にゴールデンウィーク期間中イベントのお知らせも有りますのでぜひご一読下さい。


京都の中心地、河原町・烏丸エリアの丁度間に位置する京都店は、外国人観光客を始め様々な人たちで賑わう四条通から、麸屋町通を少し上がったところに店舗を構えています。

戦前より営まれていた「洋裁店」を再構築し、現在の「自転車洋品店ナリフリ」を造りました。店内には当時の名残を残しつつも、新たに植えつけた narifuri らしい個性で空間を表現。土間部分や縁側などもそのひとつ。

2階へはお履物を脱いでお上りください、1階とはまた少し違う店構えでお待ちしております。

INTERVIEW

自転車洋品店ナリフリを語る上で欠かせないのはやはり、店舗そのものです。
歴史ある独特な町家を見事なまでに洋服屋へ変身させてくれたアイデアや苦労等、
今回は私たちの店舗をゼロから造り上げて頂いた方の中から
2名の方にお話を伺わせてもらいました。

dot architects:寺田英史氏

学生時代に代表家成氏の講演を拝聴し興味が湧き、関東から大阪の事務所へインターンをしに飛んで行った。設計だけではなく、自分たちでつくることを通した建築に対する考え方等に惹かれて、卒業と同時に参画。戦前から続く長屋の記憶を感じさせるような、通り土間や水場等を素直に残しながら、お店として生き返るように設計に注意した、と寺田氏は言う。

- 設計する側としてnarifuriはいかがでしたか?

寺田:既存の建物を尊重する箇所、壊していい箇所が私たちと同じ感覚だったので大変助かりました。1階はオーセンティックな洋服屋の顔として、2階は私たちの色が出たギャラリーを提案してください、とのことでしたので、1階はシンプルに奥の中庭まで抜けるような見え方を、2階は和室にランウェイがくっついたような野蛮な空間を目指しましたね。なるべく私たちの良さも表現できる様にということですね。

- dot architectsの良さ、といえば2Fのランウェイにも出ていますよね。

寺田:お、では、そのランウェイに座りましょう。ここでは和室のちゃぶ台が、外まで続く道をつくりました。自転車に乗って都会に飛び立つ、銀河鉄道999のような発想です。中庭のはしごから登っていけば、外からちゃぶ台を渡って登場できるかなとも思い「ちゃぶ台ランウェイ」という愛称をつけました。ちゃんと使ってくれていますか?笑

- 中庭や看板といった細かいところにもお客さんは楽しんでくれていますよ!

寺田:それは嬉しいです!ここはそれぞれのプロやアーティストの方の思いが伝わる場所ですね。細かいところですが、工務店さんとは別に看板、襖絵、中庭の植物、照明、ファブリック、金物などはプロの方や、アーティストの方々と協働させて頂きました。いろいろやりたいことはあったのですが、今後も一緒に更新していけるよう考えますね。

寺田:あとは何と言っても全体の施工を行ってくれた椎口工務店さんです。椎口さんが連れて来た大工の方々、左官屋さんなど職人皆で、本当に忍耐強くしっかり昔の壁や外観など残してくれました。この建物は皆のやりたいことが小さなお店にぎゅっと詰まった、新しくも古さを残したお店として感じてもらえたら嬉しいです。

今回お話いただいた、dot architects は2019年4月13日から5月12日の期間で開催される、
京都国際写真祭「KYOTO GRAPHIE」にて2階襖絵を作成いただいた金氏徹平氏の現場施工を務めている。

株式会社椎口工務店代表:椎口真登氏

元宮大工職人という経歴を持つ椎口氏、独立後も様々な施工を行い宮大工時代に培った経験は現在でも健在。古くから伝わる建築技法を活用しつつ、ゲストハウス・ホテル等大規模の建築も行う。今回はそのノウハウで私たちの店に欠かせない独特な外内装を見事に造り上げて頂きました。

- シンプルに聞きます。自転車洋品店ナリフリを手がけるのは難しかったですか?

椎口氏:んーー。笑 難しい……というか。そもそも洋服屋の施工を行うのが初めてで「分からない」が多かった記憶がありますね。いや、ありすぎて……という表現が正しいのかもしれませんね。ただ、工程を進めていくうちに、自分でも分かるんですよね「あ! 洋服屋になっていってる」的な。だからこそやと思うけど、すごく面白い現場でしたよ。

- 井戸が出てきたと聞きましたが。

椎口氏:あぁ、あそこでしょ! そうそう、地下に4mくらいの井戸があったんですよ。最初に見つけた時は悩みましたね、「これは埋めていいモノなのか?」とかね。僕も知らなかったんですが、その時居たベテランの大工さんに「井戸は埋めたらあかん!」って言われてね。笑 塩とお酒を供えてたでしょ? アレですアレ。

- 椎口さんにとってdot architectsとは?

椎口氏:好きですね。本当にそれに尽きます。やってる事が面白いし、僕たちは仕事を選ぶとかっていう意味ではありませんけど、今回みたいに面白いものは造りたいですよね。何ていうんかなー、造り手の勝手に出る欲求的な感じですかね? 正直、こんな図面どうすればいいんやろ? とか悩むことも結構ありますけどね、でもちゃんとモノになるから完成したら自分も「おぉ…」って毎回なりますよね。ここの店もそうやけどね。笑

今回は良い機会ということもあり「設計士」「施工者」にフォーカス、ご来店頂ける皆様に新たな魅力を感じていただければと思い、短いですがお話を伺いました。

皆さまから「すごい店だなぁ」と言って頂けるのは、私たちも非常に嬉しく店舗見学・お写真も大歓迎です。

自転車洋品店ナリフリ

協業者

設計:
dot architects
施工:
椎口工務店
構造:
片岡構造
2階襖絵:
金氏撤平
看板・サイン:
看太郎
中庭植物:
GREEN SPACE
照明計画:
NEW LIGHT POTTERY
金物制作:
sakishiraz
金物制作:
TUAREG

LOCATION

続いては、私たちの近隣にある少しユニークなお店をご紹介。

「京のお肉処 弘錦」

少し小腹が空いた時にはこちらです。自転車洋品店ナリフリから歩いて5分、錦市場の中にあります(自転車は当店に停めて頂いても構いません)。

ここでのオススメは何と言ってもこのコロッケ。衣と中身のバランスがバッチリ。私たちも度々利用させて頂いております。持ち歩きにも最適なのも嬉しいところ。店内でもお食事頂けるとのことです。

京のお肉処 弘 錦

「BARBER HIGUCHI GROOMING&SPA」

観光とは言え、身だしなみにも気を付けたいですよね。私たちと同じく町家をリノベーションしたこちらはなんと理容室。店内は大正・昭和時代の趣をノスタルジックに表現していて、タバコ屋から引き継いだカウンターは、私たちが施術時に座る60年代のヴィンテージチェアとも相まって一層雰囲気を醸し出しています。暖簾をかき上げ、懐かしい匂い・雰囲気をぜひご体感ください。女性のご利用も勿論OKとのことです。

BARBER HIGUCHI GROOMING&SPA

「CYCLE GARDEN GOKOMACHI」

自転車用品店ナリフリではスペースの都合上、自転車の販売・修理が出来ません……。そんな急なトラブルにはこちらが対応してくれます。

以前narifuriの商品を置いて頂いていたAchieveさんの1Fが、姉妹店である自転車屋CYCLE GARDENさんの2号店としてリニューアルオープン。小さなお店ですが高品質なフレームやパーツ中心としたカスタムメインのマニア向けショップで見応えも十分です。

CYCLE GARDEN GOKOMACHI

「KON’S CYCLE 蛸薬師店」

京都を代表する自転車屋さん。蛸薬師店はピストバイクなどのスポーツバイクを中心としており、パーツや完成車の在庫はこのエリアでは随一。スポーツバイク初心者の方にもオススメのショップです。

KON’S CYCLE 蛸薬師店

「三富センター」

少しゆっくりしたい時にはこちらをどうぞ。洗練された豆と京都ならではの縁側スタイルで腰掛けながらコーヒーを楽しめます。定期的に様々な催しが開催される2階のギャラリースペースも要チェックです。

三富センター

STAFF

最後に私たちのご紹介を少しだけ。
narifuriのブランドテーマである「fashion+bicycle」。私たちも実は「専門」があるんです、ご存知でしたか?

河野竜太

ファッション担当、自転車洋品店ナリフリ店長とnarifuri営業を兼ねる。様々なブランドを渡り培った経験をnarifuriに活かすべく、他では味わう事の出来ない一味違う企画を模索中。業界の珍獣を目指す。AB型。

桑原和暉

バイシクル担当、自転車洋品店ナリフリが出来る以前は東京でcharifuriのメカニックとして活躍。その経験は自転車洋品店ナリフリでも大いに発揮し、近日発売のオリジナルフレームCF01にも大きく関わる人物。根っからの東京人。これまたAB型。

星加航希

ファッション担当、最近ではnarifuriのデザイン部分も活動を始め、翌シーズンは遂に彼デザインの商品も発表される事が決定。元メッセンジャーの経歴を持つ彼はこの店1番の京都人。そんな彼もAB型。

また、自転車洋品店ナリフリではレンタルバイクも行っており京都の観光地巡りには最適な移動手段となります。ぜひご利用ください。

レンタルバイク詳細はスタッフまでお尋ねください!

そして最後になりましたが、narifuriの自転車部門、charifuri(チャリフリ)よりいよいよ発売される初のオリジナルバイクフレーム「CF01」のゴールデンウィーク先行受注会のお知らせです。ここ自転車洋品店ナリフリにても4月27日から5月6日まで期間中無休にて開催致します!

初回ロット限定カラーも含まれておりますので、ご興味ございましたらぜひこの機会にご来店ください。


先行受注会詳細は以下ブログにて
https://www.narifuri.com/blog/30624/

左:桑原和暉 中央:河野竜太 右:星加航希

それでは本日はこの辺で。
皆様のご来店お待ちしております。

自転車洋品店ナリフリ

〒604-8053
京都府京都市中京区桝屋町(麸屋町通)522
075-223-1114
12時開店・20時閉店
毎週水曜日定休

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