サステナビリティ
“fashion+bicycle”
私たちnarifuriは”fashion+bicycle”をコンセプトに掲げるブランドとして、自転車でライフスタイルを豊かにすることをミッションとしています。しかしそのミッションの過程では自らの心と身体を健やかにするだけではなく、その影に抱える問題とも向き合わなければなりません。
現在、世界的な課題となっている”環境問題”にファッション業界は大きく加担しています。大量の水 や資源の消費、大量廃棄などをおこなうことで巨大な負荷を環境に与えているのです。
私たち narifuri はファッション業界に関わる1つのブランドとしてこの問題に向き合い、同時にコンセプトにもある bicycle/自転車 という側面から、サイクリングによるカーボンニュートラルな社会の実現を促進する使命があると考えています。
長持ちする製品を作ること、破損した洋服を修理してより永く着ること。そしていつもの交通手段を自転車に変えること。
持続可能な未来へ向け、ペダルを踏むことで広がる小さな変化を私たちは信じています。

生地選びから始まり、付随する資材の選定、製品後のリユースまでnarifuriが取り組んでいることを紹介します。これらはまだほんの小さな1歩かもしれませんが、これから長く続けていくことでその効果は徐々に大きくなっていくことでしょう。
Materials
商品に付随する資材(ネーム)、梱包資材のリサイクル製品の利用について

2023年12月発売の製品よりブランドネーム、及び下げ札類をすべてリサイクル資材に変更します。また、製品の一部にリサイクル・ポリエステル素材を採用。その後、将来的には使用する合繊素材の大半をリサイクル素材に置き換えていきます。
またオフィシャルショップ、不定期のポップアップイベント会場で販売をする製品の過剰梱包はやめ、最低限の梱包に努めていきます。この梱包資材も将来的にはリサイクルに起因した素材に置き換える予定です。
Fabric
生地の一部再生可能素材の使用

植物由来の生分解性プラスチック「ポリ乳酸」を原料とするPIECLEXとのコラボレーションはその第1歩です。土に埋め一定期間経つと肥料になるPIECLEXは、地球環境への負荷が小さいことを訴求しています。
Repair
narifuri製品の修理対応について

narifuriの製品においてデザインや機能性はとても重要です。しかしそれに加えて、より永く使用できる総合的な「耐久性」も重要視しています。
そのために社内スタッフは着用試験を繰り返し、耐久性を追求していますが、サイクリングでは落車や不測の事態によって製品が破損してしまうこともあるでしょう。
そんな不測の事態に備えて、narifuriのオフィシャルサイトでは修理を受け付けています。どのような状態でも、まずは1度ご相談ください。共に走ってきた製品をより永く着て、愛着をもって終わらせるためのお手伝いをさせていただきます。
Reuse
残反活用・廃棄品活用

左:廃棄品の黒染め企画
右:残反を利用したサイクルキャップ
洋服の生産過程において、残反というのは切っても切れない悩みの1つです。また余剰在庫の処分も同じ悩みの1つであり、廃棄となる製品を削減するための戦略や取り組みを検討することが、生産管理担当者の重要な仕事となっています。
narifuriでは残反や余剰在庫にアイデアやデザインを加えることで生まれ変わらせるリプロダクトを定期的におこなっており、今後も続けていくよう努めていきます。

Recycle
SMASELL回収ボックス

愛着のあるものを捨てずに次に繋げる動きとして、過去~現在に至るまでのnarifuri製品を回収するためのBOXを直営店舗に設置しています。回収された製品は、のちにSMASELL(スマセル)で再販する仕組みです。
長く愛用してもらったものを回収し衣類廃棄を少しでも減らすこと。それはサイクル(循環)として、脱炭素社会の実現や資材循環に向けた未来のための小さな一歩になります。
wellness
心身の健康、そしてカーボンニュートラルな社会を目指して

自転車は便利な移動手段であり、心身の健康を保つスポーツでもあります。どの入口を通ってくるかは人それぞれですが、まずは乗ってその楽しさに気づき、長く続けていくことが大切だと考えています。
いつもの移動を自転車に変えてみる、レースイベントに出てみる。narifuriでは東京・名古屋にある直営店舗をハブとして、様々なサポートを行なっています。

乗り始めをサポートするレンタルバイクサービス

ファンと共に走るレースイベントへの参加と協賛

ファンと共に走るレースイベントへの参加と協賛